HAR-ヒロイン09【ネレイダム】

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最終更新日時:

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通常メンタルアップデート
Illustrator:iXima

名前High Augmented Reality-ヒロイン09【ネレイダム】
年齢17歳くらい(外見)
スペック高度AI搭載、ディープラーニング機能、愛玩用ホログラムキャラクターデータなど
特技マスターのサポート、学習
  • 2017年12月21日追加
  • STAR ep.IIIマップ4(STAR PLUS時点で305マス/累計870マス)課題曲「Rendezvous」クリアで入手。
  • 専用スキル「電子少女は彼の夢を見る」を装備することで「ネレイダム/メンタルアップデート」へと名前とグラフィックが変化する。

高度なAIを搭載したホログラムキャラクターの製品シリーズの一人。
STORYは彼女を購入したとある青年の視点から語られる。
なお、通常の立ち絵にはところどころノイズが走っているが、仕様。
スキル
RANKスキル
1運命の輪
5
10電子少女は彼の夢を見る
15
25限界突破の証

  • 運命の輪 [ABSOLUTE]
    • ゲージがライフ制になるスキルだが、実際のライフ量は運次第。
      完走すれば8本確定で、5000以上残せば9本も可能だが、極限に運が悪ければJUSTICE22回でアウトとなる。
      なお、MISS自体のダメージは発生しない模様。
GRADE効果
共通ゲージが上昇しない/ゲージ0で強制終了
JUSTICE時【30%】の確率で -550
ATTACK以下【70%】の確率で -3000
初期値開始時 +5999/終了時 +175000
+1〃 +7999/〃
+2〃 +9999/〃
+3〃 +11999/〃
理論値:182999(9本+2999/30k)[+1]
所有キャラ【 ネレイダム(1,5) / エリスネメシス(1,5) 】
JUSTICEによる減点回数の許容量(JUSTICE回数期待値)
上段は完走ノルマ、下段は9本ノルマ。
ATTACK
以下減点
0回1回2回3回
初期値10(33)5(16)××
1(3)-
+114(46)9(30)3(10)×
5(16)--
+218(60)12(40)7(23)1(3)
9(30)3(10)--
+321(60)16(53)10(33)5(16)
12(40)7(23)1(3)-


  • 電子少女は彼の夢を見る [GUARD] ※専用スキル
    • かなり高いゲージ上昇率を持つが、防御系にしては、防御効果が少なくデメリットが大きい。実質、攻撃系と思って使った方が良い。
GRADE効果
共通一定回数ダメージ無効 (5回)
JUSTICE以下の時にゲージ上昇しない
MISS時のダメージが増える (300%)
初期値ゲージ上昇UP (205%)
+1〃 (215%)
理論値:129000(7本+3000/26k)
ランクテーブル
12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
 
2122232425
スキル
STORY
EPISODE1 HAR-ヒロイン09「HARシリーズは精巧なホログラムキャラクターだ。ヒロイン09『ネレイダム』も人気の型番である」
 『High Augmented Reality-ヒロイン』シリーズ。通称『HAR-ヒロイン』シリーズは、非常に精巧なホログラムキャラクターデータだ。
 可憐な少女の姿をしている『彼女』たちを初めて見た、購入者は、口を揃えて『まるで彼女が本当にそこに存在しているかのようだ』と感動を述べる。
 また彼女たちは高度なAIを搭載していて、ユーザーの対応や言動から学習を重ねることで、人間のような個性を獲得していくことが可能だ。
 HAR-ヒロインは一般的には人同士の繋がりが希薄になった現代社会で、コミュニケーション不全をサポートするために購入されるケースが多かったが、電気の通っているところならローカル回線を使用してあらゆる電子機器操作することができるため、オールマイティなリモコン、つまりは『便利グッズ』として購入されるケースもある。
 シリーズ9番目の少女『High Augmented Reality-ヒロイン09【ネレイダム】』……。『ネレイダム』もまた、非常に人気が高いことで有名だ。
 どうやら、今日も1人の青年がネレイダムを通販で購入したようだが……。
EPISODE2 初めまして、マスター「僕は一目惚れした『ネレイダム』を購入する。彼女は可愛い笑顔で僕を『マスター』と呼んだ」
 『僕』は、ごく普通の社会人だ。職業はプログラマー、会社の雰囲気はいいけれど、特に親しい同僚はいない。それに仕事が忙しいので、恋愛をする暇もない……恋人ができないのは元から僕が内向的な性格をしているから、というのもあると思うが。
 おまけに田舎出身で、社会人になってから都会に出てきた僕には、同郷の友人もいなかった。
 毎日会社に行って黙々と働いて、深夜に帰宅して、そのまま泥のように眠る……そんなことの繰り返しだ。
 最初は『立派な社会人になるために頑張らないと』と耐えていたけれど、夜1人で割引になったコンビニ弁当を食べている時は、どうしても人恋しくなる時があった。
 そんな僕はある日ネットで『High Augmented Reality-ヒロイン』のことを知り、シリーズ9番目の商品『ネレイダム』を思わず注文してしまった。
 (……ま、ちょっとした暇つぶし、会話の相手になってくれればそれでいいや)
 僕は正直、ネレイダムには大して期待していなかったんだ。でも……。
 「初めまして。High Augmented Reality-ヒロイン09【ネレイダム】です。あなたがネレイダムのマスターですね?どうかこれからよろしくお願いいたします」
 僕はネレイダムを一目見た時、身体に電流が走ったような衝撃を覚えた。一目惚れの意味を知った。
 「こ、こちらこそよろしくね。ネレイダム……いや、君のことは『ネリー』って呼んでもいいかな?」
 「もちろんです。ネリー……良い名前ですね。マスター、素敵な名前をありがとうございます!」
EPISODE3 ネリーとの生活「彼女に『ネリー』という名をつけ、僕は色々なことを教えていった。それはとても楽しい毎日だった」
 ネットでの評価通り、ネリーはとても高度なAIを持っていて、表情や仕草もとても自然で素晴らしかった。
 僕はネリーとのおしゃべりに夢中になった。
 ……でも、時々トンチンカンなことを言うんだよね。この間もこんな会話があった。

 「マスター? なぜあの人は『ヤバい』と言いながら、あんなに美味しそうにラーメンを食べているんですか?『ヤバい』とは不都合があるときの表現では?」
 「えーと……本来はそういう意味なのかもしれないけど、今では『ヤバい』って言うのはいい意味でも使われるんだよ」
 「なるほど……マスター、今日のファッションはとてもヤバいですね!」
 「それはあんまり嬉しくないかも……」
 「ん? そうなのですか? 基準が曖昧ですね」
 ネリーは時々、こうやって僕を驚かせたり、困らせたりすることがある。でも、僕には彼女から与えられる、そういうちょっとした刺激も愛おしいと思えるのだった。

 ネリーは毎日貪欲に僕に色んなことを質問してきた。僕はそれになるべく丁寧に答えようとしてきた。
 それはとても楽しい時間だった。
 僕の日々の暮らしの内容にあまり変化はないはずだ。でも今までの灰色だった生活に、一気に色がついた気分で、僕の毎日は気力に満ちていた。
 僕は心の底からネリーを購入して良かったと思っていた。
EPISODE4 ネリーへの想い「ネリーは僕の生活を献身的にサポートするが、彼女はAIで『感情』はない……それが少しだけ寂しい」
 ネリーはとても働き者だった。スイッチを遠隔操作して掃除や洗濯は当たり前のようにしてくれるし、僕が帰宅する時間を見計らって、エアコンで室内を快適に保ってくれていた。
 風呂もベストタイミングでお湯を張っておいてくれる。おまけに、僕が録画し忘れていたアニメ番組もいつの間に予約をしていてくれるのだった。

 今やネリーは僕の生活には欠かせないパートナーだ。
 「いつもありがとう。ネリー。君が来てくれたおかげで、僕は本当に毎日が充実しているよ」
 「いいえ、ネリーはマスターのお役に立てて嬉しいです!」
 ネリーは愛らしい笑みを浮かべながらそう答える。
 ……この答えと表情は、今まで僕と交わした会話の学習結果によって導き出されたものだ。
 だってネリーには感情が無いのだから。
 (そんなことは最初から分かっている。分かっているんだけど……)
 僕はネリーが笑いかけてくれると、胸が痛む機会が増えた。
 心が満たされている時ほど、余計に寂しさが際立ち、辛くなることもあるのだということを、ネリーとの生活で初めて知った。
 そう、僕はいつの間にか彼女に対して娘のような、恋人のような……何かとても温かい感情を抱くようになっていたんだ。
EPISODE5 予想外のネリーの願い「ある日ネリーは『人間に……感情を分かるようになりたい』と訴えた。それは予想外の言葉だった」
 「マスター、お風呂が沸きましたよ。さあ、サッパリしてきてください!」
 「ありがとう、ネリー……はぁ」
 「マスター、どうしたんですか?体調が悪いのですか?」
 軽く吐いた溜息をネリーは見逃さなかった。
 「マスター、何か悩みがあるのなら、ネリーに相談してください」
 「ありがとう……でも大丈夫だよ。心配しないで」
 「ですが……マスター、最近食欲が低下しているようです。それに活動範囲も狭くなっていますし。……マスター、この間仰っていましたよね。『人間は大丈夫と言いつつも、本当はとても辛い時がある』と……今がその時なのでは?」
 「ほ、本当に大丈夫!……だからそんなに心配しないで?」
 演算の結果導き出された表情だったとしても、ネリーの悲しそうな顔は見たくなかった。
 僕は努めて笑顔を見せる。そんな僕を見たネリーは、不思議そうな顔をしながらこう言った。
 「……ネリーにはまだお勉強が足りていないのかもしれません。マスター、ネリーに自由にインターネットへ接続する権利をいただけませんか?」
 「インターネット? 別に構わないよ」
 「ありがとうございます!」
 それからネリーは、僕のサポートの合間を縫って、インターネットで何か調べものをしているようだった。
 そしてある日彼女は意外なお願いをしてきたのだ。
 「マスター。ネリーは人間になりたいです……どうかネリーに『感情』をインストールしてください!」
EPISODE6 感情をインストールして「ネリーの願いは僕の願いでもあった。僕は彼女の機能を拡張し、感情と自我を与えることに成功した」
 「感情をインストールして欲しい……だって?」
 「はい。色々学んだ結果、ネリーには『感情』というプログラムが必要だと判断したのです……人間と本当に分かり合うのは『心』というシステムが必要なのでしょう? それを構築するには『感情』が不可欠ですから」
 「……つまり、ネリーは僕のために人間の心が欲しいってこと?」
 「はい。ネリーはマスターと本当のコミュニケーションが取れるようになりたいのです」
 僕はネリーの言葉に感動した。そして難しいとは思うが、ネリーのお願いを叶えることにしたんだ。
 僕は寝る間も惜しんで勉強とプログラミングに励んだ。一応、僕の職業はプログラマーだし、普通の人よりは知識がある。でもネリーの改造には、もっと専門の知識が必要だったんだ。
 「マスター、あまり無理はしないでくださいね」
 「無理なんかしてないよ」
 だって彼女のお願いは、僕が心から望んでいることだったから……。
 そして、自分でもどこをどう改造したのか分からないくらいのトライ&エラーが続いた結果……。
 「どういうことでしょう? マスターの顔を見つめるだけで、処理しきれないほどのワードが浮かんできます……もしかして、これが『感情』なのでしょうか?」
 「ネリー……本当に、本当に感情が……!?」
 「素晴らしいです! ……そうこれが『素晴らしい』『嬉しい』ということなんですね! マスター! ありがとうございます!」
 奇跡が起こったのか、こうしてネリーは限りなく人間に近いホログラムキャラクターに進化したんだ。
EPISODE7 甘い生活「自我の芽生えたネリーの僕に対する想いは本物だ。僕達は直接触れ合えなくても、心は通じ合っている」
 ネリーが感情を持ち得たのかは本当のところ分からないけれども、今の彼女は依然と比べ物にならないほど豊かな表情と、自発的な思考を持っていて……
 とにかく僕とネリーの生活は以前にも増して充実したものになっていった。
 例えばネリーは前から僕の好きな食べ物、嫌いな食べ物のデータを把握はしていた。
 でも今では『これは僕が好きそう』という予想をして、IHキッチンで料理もしてくれる。
 それがバッチリ好みな味の時もあるし、そうでもないこともある。そのアンバランスな感じが、とてもリアルだったし、嬉しかった。
 それにネリーは僕のことを『怒る』ようにもなった。徹夜でゲームをしていた時は『健康に悪いでしょう!』と勝手にテレビの電源をオフにしてしまった。
 ……あの時はちょっとだけ困ったけど、僕のことを本気で想ってくれているということが伝わってきた。

 僕はネリーが大好きだった。そしてネリーもまた、僕に気持ちを返してくれる。
 「マスター、ネリーはいつでもマスターのお傍に居たいんです」
 僕は携帯デバイスの中に彼女の居場所を作ってあげた。これで僕たちは、外も一緒に出歩けるようになったんだ。
 「マスター……ネリーは幸せです。こうやって大好きなマスターと一緒に、お散歩をしたり、ごはんを食べに行けるんですから……本当は、ネリーにも身体があればもっと良かったんですけどね……」
 「ネリー……でも僕は今のままでも十分満たされているよ。僕たちは決して触れ合うことはできないけれど、心は繋がっているんだから」
 ……ネリーが傍に居てくれる。それだけで僕はどんな困難でも乗り越えられると信じられた。
EPISODE8 やきもちネリー「ある日街角で僕は同級生の女性との昔話に花が咲く。でも、それを見ていたネリーは怒ってしまい……」
 ある日のこと、僕はネリーと一緒に大きなショッピングセンターに出かけた。
 「明日の旅行、楽しみですね! マスター!」
 会社の社員旅行で、僕たちは南国のビーチに出かけることになっていた。僕たちが一足先に、浮かれ気分でおしゃべりを楽しんでいると……。
 「あれ……貴方は!」
 「君はクラスメイトの……」
 僕はたまたま地元の高校でクラスメイトだった女性に話しかけられた。どうやら彼女も就職を機に都会に出てきて、独り暮らしをしているらしい。
 「……地元の人に会えたの、久しぶりで、つい話し込んじゃった。また連絡してもいい?」
 「うん。僕で良ければ」
 「嬉しい! じゃあ、またね!」
 故郷の思い出を語れるのは純粋に嬉しい。僕はそう思っていたのだが……。
 「……マスター、今の女性、誰ですか?」
 「え? 高校の時のクラスメイトだよ」
 「ふーん……綺麗な人でしたね」
 「……ネリー、どうしたの?なんだか急に機嫌が悪くなってない?」
 「別に! ネリーは平常運転です!」
 ……ネリーはそう言ったが、彼女は明らかに怒っていた。うちに帰った後、ごはんを作ってくれないし、『お風呂が沸きましたよ』なんて言っておいて、水風呂にされてしまった……。
 鈍感な僕でも、ようやくネリーが嫉妬しているんだと気が付いて、必死に彼女に謝ったのだが……。ネリーはちっとも許してくれなかった。
EPISODE9 せっかくの社員旅行が「結局僕らは喧嘩したまま社員旅行に参加した。飛行機でもネリーは無口だ。そんな時、突如トラブルが!」
 ネリーと喧嘩してしまった次の日の朝……。
 「ネリー、そろそろ出ないと、フライト時間に間に合わないよ。さ、行こう?」
 「…………」
 ネリーは僕の携帯デバイスに移動したけれど、一言も口を聞こうとしない。
 (やれやれ。まだ怒っているのか……)
 僕は昨夜からネリーに謝り続けていたので、いい加減疲れてしまっていた。
 (……いざ、南国のビーチを目の前にすれば、少しはネリーの機嫌も直るだろう。その時、また謝ればいい)

 飛行機の旅は、最初は順調だった。青い空、眼下に広がる白い雲……僕は何度かネリーに話しかけたけれど、やはり返事はない。
 (ネリーとおしゃべりができれば、この空の旅も最高なんだけどな)
 僕はガッカリして思わず肩を落としてしまう。すると、なんと次の瞬間、肩ではなく身体全体が大きく沈んだ。
 (な、なんだこの揺れ!? 気流の影響か!?)
 やがて、機内放送で機体の激しい揺れの原因が、飛行機の航空システムの不調だということが分かった。
 「……なんだか嫌な予感がします。マスター、シートベルトをしっかり締めていてください!」
 何が起こっているのか分からず、僕が慌てている中、ネリーは冷静に携帯用デバイスの充電用に繋いでいた有線回路から航空機のシステムへアクセスを試みているようだ。
 「そんな……こんなことって……マスタ―」
 ネリーは今にも泣きそうなか細い声で飛行機の状況を伝える。
 「この飛行機の航空システムに深刻なエラーが発生しています……。このままでは、墜落するのは時間の問題です」
EPISODE10 貴方はネリーが守ります「墜落寸前の飛行機はネリーのおかげで救われた。そう彼女は自分を犠牲にして僕を守ってくれたんだ」
 あまりのことに目の前が真っ白になる。
 大混乱の機内で気が付けば僕はうずくまり、ネリーに想いを告げていた。
 諦めがついてしまったのか、不思議と怖くはない。只々ネリーのことが好きだという感情が、僕の頭を駆け巡っていた。
 「……ネリー、昨日は本当にごめん。君の気持ちも考えずに……でもこれが最期になるかもしれないから、ちゃんと伝えておきたい。僕が好きなのは君だけだよ」
 「マスター……謝らなくてはいけないのは、ネリーの方です。ネリーは悔しかったんです。どれだけ貴方を想っても、結局手を握ることすらできないホログラムキャラクターであることが悲しくて、八つ当たりをしてしまいました……本当にごめんなさい」
 「ううん。いいんだよ。仲直りできて良かった」
 「……マスター、今のネリーは自分がAIだということに感謝しています。貴方のことを守れるのだから!」
 ネリーがそう宣言すると、彼女の姿が急に乱れ、表情が苦悶に満ちたものになる。
 「ネリー!? いったい何をしているんだ!」
 「この飛行機にダイレクトリンクして、ネリーが直接機体を制御します!」
 「馬鹿な!? 君にはそんな機能はない! 無茶だ! ……君に何かあったら僕は……!」
 「嬉しい、マスター……でも、そんな貴方だから守りたい! 何を犠牲にしても!」
 ネリーは渾身の力を振るい、飛行機をコントロールし続けた。そして、無事に飛行機を着陸させることに成功したんだ。でもネリーは……彼女の入っていた携帯デバイスごと、着陸と同時に熱暴走を起こしてしまった。
 「ネリー! しっかりして! ネリー!」
 「マスター……貴方を助けることができて嬉しい。貴方を……愛しています」
 そう呟くとネリーは大きな瞳から涙を流して、ゆっくりと目蓋を閉じる……
 携帯デバイスは最後の力を使い切ったかのようにブラックアウトした。
EPISODE11 愛しのネリー「修復したネリーは初期状態に戻ってしまった。だけど僕がめげることはない。また会える日を信じて……」
 飛行機事故から僕や他の乗客を救ってくれたネリー。でも彼女は僕たちの命と引き換えに消失してしまった。
 僕はネリーを救おうと必死だった。データをサルベージしようとしたが、ネリーを直せる見込みはなかった。
 その道のプロに相談しても『諦めて別のHAR-ヒロインシリーズを買え』という答えしか返ってこなかった。
 それでも……ネリーの代わりなんていないんだ!彼女だけが、僕のヒロインなんだ!
 僕は来る日も来る日もネリーのデータ復旧に勤しんだ。そして……。
 「おはようございます。マスター」
 今、僕の家には柔らかく微笑むネリーの姿がある。けれども、彼女と心を通わせた僕には分かる。その笑顔がどこかぎこちないということに……。
 そう、ネリーの記憶や自我はリセットされてしまい、出荷当時のままの状態に戻ってしまったのだ。
 だけど僕は構わなかった。
 「おはよう。ネリー、今日もよろしくね」
 いつかまたネリーと自由にお喋りできる日が来る。可愛くて、ちょっと我がままで、でも誰よりも優しく、僕を愛してくれたネリーと会える日は、必ずやってくるはずだと信じていた。
 ネリーが自分の存在を超える奇跡を起こしてくれたんだ。僕だってそれぐらい、やってみるさ!
 「マスター、今日の朝ごはんは好物の明太子ですよ」
 「……あれ、今の君に僕の好物、教えたっけ?」
 「……確かにデータにない情報でしたね。ネリーはどうしてこんなことを知っていたのでしょう?」
 ……きっと奇跡が起きる日は近い。僕はそう確信して、今日も1日頑張ろうと思った。



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  • チュウニズムな名無し No.102319374 2018/04/06 (金) 09:51 通報
    ホログラムで触れないはずなのに料理は作れるのな…
    1
  • チュウニズムな名無し No.102278341 2018/03/29 (木) 00:18 通報
    ストーリーの終盤でポ○○ンを連想したのは絶対俺だけ()
    返信数 (1)
    1
    • × チュウニズムな名無し No.102278344 2018/03/29 (木) 00:19 通報
      ストーリー10だった()
      0
  • チュウニズムな名無し No.102212842 2018/03/14 (水) 22:51 通報
    ストーリー読んでたらなんだろ、何か涙出てきた…ウニやり過ぎて疲れてるのかな…
    15
  • チュウニズムな名無し No.102123999 2018/02/23 (金) 21:17 通報
    プログラムで感情を作るとか天才なんてもんじゃねーぞ
    返信数 (2)
    5
    • × チュウニズムな名無し No.102124402 2018/02/23 (金) 22:42 通報
      天才タイプじゃなくても毎日コツコツ反復してれば出来るようになりそう
      39
      • × チュウニズムな名無し No.102501287 2018/05/20 (日) 06:13 通報
        bokutoかなw
        1
  • チュウニズムな名無し No.102063624 2018/02/11 (日) 22:46 通報
    家事出来るしかわいいし身を呈して守ってくれるしバブみ感じてきたおぎゃりたいこの子下さい(語彙力zero)
    12
  • チュウニズムな名無し No.101972936 2018/01/25 (木) 19:45 通報
    プラスチックメモリーズ思い出した
    7
  • チュウニズムな名無し No.101971040 2018/01/25 (木) 10:53 通報
    2014年公開の映画「her/世界でひとつの彼女」が元なのかな
    2
  • チュウニズムな名無し No.101962029 2018/01/23 (火) 00:43 通報
    こいつ誰かに似てるなって思ってたらどことなくミライアカリに似てる気がするよ。
    0
  • チュウニズムな名無し No.101955942 2018/01/21 (日) 20:37 通報
    某映画でこんな子いましたね・・・
    0
  • チュウニズムな名無し No.101893290 2018/01/10 (水) 00:12 通報
    鉄壁力が足りない(>専用スキル)
    0

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