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CHUNITHM【チュウニズム】攻略wiki

グランレイス

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【キャラ一覧(無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE / NEW / SUN)】
スキル一覧(~PARADISE LOST)】【マップ一覧

※ここはCHUNITHM PARADISE LOST以前に実装されたキャラクターのページです。

  • このページに記載されているすべてのスキルの効果は、CHUNITHM PARADISE LOSTまでのものです(限界突破の証系を除き、NEW以降で入手・使用できません)。
  • 専用スキル装備時に名前とグラフィックが変化していたキャラクター(いわゆるトランスフォーム対応キャラ)は、RANK 15にすることで該当グラフィックを自由に選択可能となります。

Illustrator:ケースワベ


名前グランレイス
年齢UNKNOWN
職業惑星移民船を兼ねる伝説巨神兵器

ティアマットの組織データを使用してメインフレームが開発した惑星移民船を兼ねた巨大ロボ兵器。

グランレイス通常 / コスモイレイザー

なお、ストーリー中に登場する搭乗者のモチーフは該当曲の制作者である穴山大輔氏と光吉猛修氏であると思われる。

スキル

RANKスキル
1神の啓示
5
10
15
25限界突破の証
50真・限界突破の証
100絆・限界突破の証

  • 神の啓示 [CATASTROPHY]
  • 機神の暴走の亜種。
  • ハイリスクハイリターンの極地の一つ。上昇率を平均すると+3で375%、+2でも350%であり、よほど終盤の密度が薄い譜面を選ばない限り10本は堅い。即死条件もそれ相応に厳しいが。
  • 「Memoirs of CHUNITHM」マップ7の課題曲「こころここから」(MASTER)を初期値でも10本可能。数少ないソロ攻略可能スキルの一つである。
  • 完走さえも厳しい条件であるが、そもそもソロ攻略可能なスキルはほとんどがこのスキルで完走できる程度の精度を要求される(例外は無の境地ぐらい)。
GRADE効果
共通3/4経過までゲージが上昇しない
JUSTICE以下10回で強制終了
初期値3/4経過からゲージ上昇UP (1200%)
+1〃 (1300%)
+2〃 (1400%)
+3〃 (1500%)
推定参考理論値:?
(10本+?/30k)
[条件:だんだん早くなる[MASTER]]

参考理論値備考

1行目と2行目が同時に発動している期間があるように見えるので、その時の挙動で理論値が変わる。

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ランクテーブル

12345
スキルEp.1Ep.2Ep.3スキル
678910
Ep.4Ep.5Ep.6Ep.7スキル
1112131415
Ep.8Ep.9Ep.10Ep.11スキル
1617181920
 
2122232425
スキル
~50
スキル
~100
スキル

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STORY

EPISODE1 SPEC:グランレイス「グランレイス。それは人類の未来を運ぶ宙駆ける船。最古(オリジン)の手により動く人工の伝説巨神」

 人類のゆりかごたる楽園メタヴァース。この人工の楽園が作られたのにはある理由があった。


 資源の枯渇、汚染された空と海。荒れ果てた地平の回復には、数万の周期を要する。

 人が人として地上で暮らし続けることには、大きな限界が訪れていた。


 この地球の汚染から人類という種を守り、生きながらえさせるために2つのアプローチが考えられた。


 その1つが人と機械の共生である。人工の神『エクレール』によって整備された電子の楽園メタヴァースへ人類を移住させることだ。


 この移住は成功し、地上は再生と創造を司る神『オメガ・クィントゥス』によって洗浄されることになった。

 だが、オメガ・クィントゥスは少々己の使命に忠実過ぎたらしく、当初の予定よりも大規模な浄化は新たな問題を生み出していた。


 「――このままでは無事に地上を再生できないかもしれない」


 神祖エクレールが神去りし後、メタヴァースを統治していた12柱の『最古(オリジン)』と呼ばれるプログラムたちは、この危険性に対し2つ目のアプローチを試みることになった。


 2つ目のアプローチ……。それは人類が暮らす新天地を宇宙に求めることだ。


 宇宙移民計画には最古たちの中から『浄化者ブリスリヒテ』と『征服者ホルベルグ』という2柱が長として選ばれた。

 彼らは、超大型惑星移民船『グランレイス』の開発を急速に進めた。

 このグランレイスはブリスリヒテとホルベルグの2柱をパイロットとすることで稼働する兵器でもある。その巨大な姿は、まさに『巨神』という名に相応しい。


 この巨神グランレイスには、あるデータが組み込まれていた。

 それは先の大戦後、回収されたティアマットの組織データである。

 ……ティアマットは現行人類が生み出した破壊の神であり、最古であっても解析ができていない部分も多い。

 それでもブリスリヒテとホルベルグは、ティアマットの所持していた兵器『アルテマヴォルテックス』が、未知の脅威が待つと予想される宇宙の旅に対し非常に有効だと判断してグランレイスに、彼の破壊の翼の組織を組み込むことを決定したのだった。

EPISODE2 スペースランナウェイ「グランレイスは問題なく起動したかと思ったが、謎の暴走により、惑星を破壊してしまった!?」

 ブリスリヒテとホルベルグは、ようやく完成したグランレイスの始動に、無人の惑星を選んだ。


 「この星は、人類が住むには向いてないが、だだっ広いから、どんな無茶をしても余裕だなッ!」


 熱血漢で、ポジティブなブリスリヒテの意見に対し、冷静なホルスベルグは溜息交じりに答える。


 「……できるなら無茶はさせないでくださいよ。試運転でいきなり故障とか、洒落にならないですからね」

 「分かってるってッ!」


 それから2柱はグランレイスの試運転を開始した。

 グランレイスは、当初2柱の予想通りの動きで、快調に無人の惑星を探索していった。

 標準装備であるビームソードの切れ味も問題なく、ブリスリヒテとホルベルグに『これならば過酷な宇宙の旅を始められる』と確信させるだけの結果を与えた。


 ……だが。


 「……おい、ホルベルグ。コックピットの中央にあるこのゲージはいったいなんだ?」

 「それが……開発を担当したプログラムにも分からないんだそうです。なんでもティアマットの組織を移植した際に、勝手に生まれたとか」

 「うーん、Ν(ニュー)Ε (イプシロン)Μ(ミュー)Ε (イプシロン)Σ(シグマ)Ι(イオタ)Σ(シグマ)を重ね合わせたようなサインがあるなぁ……長いッ! これよりこのゲージは『ネメシスゲージ』と呼ぼうッ!」

 「そんな単純な……」


 2柱がそんなやり取りをしていると、突如コックピットに緊急アラートが鳴り響く。


 「な、なんだッ!?」

 「み、見てくださいッ! ネメシスゲージがッ!」


 ネメシスゲージは勝手に上昇し始めた。それに伴いグランレイスはブリスリヒテとホルベルグの制御下を離れ、暴走してしまう。


 「くそッ! どうしたってんだッ!」

 「い、いけませんッ! このままでは……ッ!」


 そのまま暴走を続けたグランレイスは、ネメシスゲージを臨界点まで突破させ、アルテマ兵器を起動させた。

 そしてかつてのティアマットが放ったアルテマヴォルテックスを彷彿させるビーム兵器で、大地を切り裂き、惑星を破壊してしまった。


 その圧倒的な力に、ブリスリヒテとホルベルグはしばし言葉を失う。


 「そんな……私たちの制御を利かず、勝手にこんな兵器を起動させるなんて……」


 瓦礫と化した惑星を見つめホルスベルグは青ざめた。そんな彼を勇気づけるようにブリスリヒテは肩を叩く。

 「そんな心配するなって! たまたまだろう? むしろ頼もしいじゃないか! グランレイスの兵器の威力は、オレたちの想像を上回っていたんだから」

 「はい……それはそうなんですが、想像を遥かに超えて凄まじいというか……このグランレイスは私たちが考える以上に、恐ろしい兵器なんじゃないでしょうか?」


 慎重な性格のホルスベルグはそう言った。けれどブリスリヒテは豪快に笑う。


 「大丈夫だって! オレたちがきちんと手綱を握っていれば! ……さあ、宙の大海原へ航海を始めるぞッ!」


 ――こうして一抹の不安を残し、ブリスリヒテとホルベルグは巨大移民船グランレイスに乗って宇宙の旅を開始した。

EPISODE3 地球の艦が来た!「グランレイス暴走後、ようやく人類移住に適した惑星を見つけたが、原住民との対話は困難を極めた」

 最初に思わぬ暴走があったものの、それ以降の旅は順調そのものだった。

 グランレイスはブリスリヒテとホルベルグの言うことに忠実に従い、いくつもの星団を超えていく。


 やがて地球を遠く離れた星域で、2柱はある惑星を発見した。

 緑豊かな自然、豊富な水源、大地はしっかりとしていて、人間が呼吸するのに最適な酸素濃度を維持している。気温も一定して温暖だ。


 「凄いぞッ! ここは有りし日の地球にとても環境が近い! 素晴らしいな!」

 「ええ! 私たちはついに新天地を発見したんですね」


 2柱はグランレイスに搭乗したまま、惑星の上空を飛んでいた。

 するとセンサーが熱源を感知する。

 それはこの星の先住民らしかった。


 「この惑星には先住民がいたんですね」

 「まあ、この星の豊かな自然を考えれば不思議じゃないな……しかし、地球に住む人類とは似て非なる存在のようだ」


 先住民たちは毛深く、身体は屈強だった。地球にかつて存在した『ゴリラ』という生物に酷似していると言っていいだろう。

 ところが、外見は類人猿であったとしても、彼らは高度な科学技術を有していたようだ。

 突如上空に現れた謎の巨神に怯えた彼らは、武器を構えこちらを威嚇してきた。


 「うわっ! あれ、プラズマ兵器ですよ!……どうします?」

 「まずは対話だ! 良く話せばきっと理解し合える!」


 しかし先住民たちは、ブリスリヒテたちの言い分を聞こうとはしなかった。

 『今すぐ出ていけ』の一点張りである。


 「……うーん、ならば歌はどうだッ!?歌は人の心を癒してくれるッ!」


 ブリスリヒテは熱く力強い歌声の持ち主で『メタヴァース一歌の上手い最古』として抜群の歌唱力を賞賛されていた。


 「オレの魂の歌を聞けばきっと平和的に解決するはずだッ!」


 ブリスリヒテは自信満々に言ったのだが……。


 「……そんなワケないでしょう。あれが見えないんですか?」


 ついに先住民たちは、グランレイスに向けて攻撃を開始したのだ!


 「ま、不味いなぁ!」


 グランレイスも応戦することは可能だが以前、惑星を丸ごと破壊してしまったことを思い出すと迂闊な攻撃もできない。

 何より、まだブリスリヒテは先住民との対話を諦めていなかった。

 グランレイスを制御しつつ、先住民たちを説得する……ブリスリヒテとホルベルグは苦戦を強いられた。

EPISODE4 異星人を討て「原住民の攻撃により撃墜されたデルタ・クイントゥスを見たグランレイスは、再び暴走を始めてしまう」

 先住民たちの攻撃により、謎のネメシスゲージは徐々に上昇していった。


 「……不味いですよ、ブリスリヒテ。このままだと、またグランレイスが暴走してしまうかもしれません」

 「ああ、分かってる!」


 ブリスリヒテとホルベルグは、とりあえず小型随伴機である『デルタ・クイントゥス』を周囲に展開し、先住民たちの攻撃を撃ち落としてグランレイスへのダメージを避けた。


 「……よし、とりあえずこちらに敵意が無いことを示そうじゃないか!」


 ブリスリヒテとホルベルグは、この無用な闘いを終わらせるために白旗を掲げた。


 ……だがこれが悲劇の始まりだった。先住民たちの間で『白旗』は『徹底抗戦、宣戦布告』という意味だったのだ!


 先住民たちの攻撃はより一層激しいものに変化し、ついにデルタ・クイントゥスの一機が撃ち落とされる。


 火を噴きながら墜落していくデルタ・クイントゥスを見たグランレイスのネメシスゲージは、一気にMAXまで上昇した!


 「ど、どうしたんだッ!? グランレイスッ!」

 「止めろッ! 止まれッ!」


 ……ブリスリヒテとホルベルグの預かり知らぬことであったが、デルタ・クイントゥスは、かつて地上を焼き払った『断絶の破壊神』を模して造られた機体。

 デルタ・クイントゥスが火を噴く様を見たグランレイスは、彼の断絶の破壊神の裁きを受けた現行人類の記憶を呼び起こし、激しく怯えていたのである。


 「ダメですッ! グランレイス、暴走しますッ!」

EPISODE5 聖杖の怒り「聖杖『ミョルニルソード』は大地を割いた。これは搭乗者である最古たちにも予想外の出来事だった」

 暴走したグランレイスは手にしていた聖杖から眩い光を放った!

 ……後に『ミョルニルソード』と名付けられたこの光線は、木々を蒸発させ、大地を沸騰させた。


 ブリスリヒテとホルベルグは恐れ慄いた。


 「そんな……こんな兵器、我々は開発していない!」

 「まさか……グランレイス自身が生み出したというのか!?」


 グランレイスはティアマットの組織の影響を強く受けている……その制御システムにはネメシスプログラムと構造が一致する箇所がある。

 現行人類によって生み出された彼らは『進化』というシステムを保有している。

 グランレイスもまた、極限の状態まで追いつめられた結果、進化して自ら身を守る術を構築したのである。


 「……だが、これは明らかにやり過ぎだ」

 「ええ……」


 今や地上に立っているのは人工の巨神・グランレイスのみだ。

 先住民たちは『ミョルニルソード』によって全て死に絶えていた。


 「これからいったいどうすれば……」

 「っ! ブリスリヒテ! 右舷、大量の熱反応有り! これは……敵の大軍です!」

 「なんだとッ!?」


 ブリスリヒテとホルベルグが驚く暇もなく先住民の軍隊が姿を現した。

EPISODE6 血は赤かった「先遣隊を全滅させられた原住民たちは、全勢力で闘いを挑んできた。もはや話し合いや交渉は不可能だ」

 先遣隊が全滅したことを知った先住民の大軍はグランレイスへ総攻撃を仕掛けてきた。

 もはや対話は不可能だ。


 「くっ……! どうします、ブリスリヒテ! 今はなんとか持ち堪えてますけど、このまま攻撃が続けば危険ですよ!」

 「分かってるッ!」


 ホルベルグの言葉を裏付けるように徐々にネメシスゲージは上がっているようだった。

 どうやらこのネメシスゲージは、グランレイスが強い恐怖や怒りといった感情に襲われると上昇し、臨界点を突破すると、ブリスリヒテとホルベルグの制御を離れ、グランレイスが勝手に判断を下すようになるらしい。


 (……先程のような大虐殺は避けなければ)


 だが、先住民たちの攻撃は息つく間もなく続けられ、時間が経つごとに激しくなる一方だ。


 「……見てくださいっ! あれは!」

 「荷電粒子砲かッ!」


 先住民たちの放った亜音速の荷電粒子の光は、如何に強靭なボディを持つグランレイスでも完全に相殺することはできなかった。


 「ぐわッ!?」

 「くうっ!」


 激しく揺れるコックピットで、ネメシスゲージはさらに上昇する。

 ブリスリヒテとホルベルグは強い危機感を覚えた。

EPISODE7 第二の故郷は燃えて「グランレイスの搭乗者である最古たちは葛藤したが地球の人類のため、心を鬼にする決意を固めた」

 グランレイスが傷つき、窮地に陥って尚ブリスリヒテは先住民たちと融和する方法を模索していた。

 だが、彼の考えはすでに夢物語に等しい。その辛い現実をホルベルグは苦渋に満ちた顔で教えた。


 「……これ以上耐えることは不可能です。私たちも攻撃に転じましょう」

 「しかし……」

 「私たちがここで倒れたら、誰が新天地を探すんです!? 誰が地球を救えるっていうんですかッ!」

 「ホルベルグ……」


 ホルベルグの叫びに、ブリスリヒテの迷いはようやく吹っ切れた。


 「……すまない、ホルスベルグ。辛いことをお前に言わせちまったな……よしッ! ここは心を鬼にして戦おうッ! 地球の未来のためにッ!」

 「はいッ!」


 長い宇宙の旅を経て、ようやく探し当てた希望の星。……こんなところで、諦めるわけにはいかないのだ。


 「グランレイス! フルパワー・パーミッション!」


 全兵器の使用を許可されたグランレイスの強さは圧倒的で、破竹の勢いで敵を殲滅していく。


 「これならいけるなッ!」

 「ええッ! 今度こそ、私たちは人類の新天地を得ることができそうですッ!」


 人類を新たな楽園で繁栄させる。それはメインフレームの使命であり自分たちの宿願だ。


 (この願いを成就させるため。……自分たちは修羅となろうッ!)


 ブリスリヒテとホルベルグの心は一つだった。

EPISODE8 華麗なる獲夷智「戦局を有利に進めていた最古の前に敵の大型機動兵器が現れる。それは敵旗艦『師機・緋櫓』だった」

 戦いを優位に進めていたグランレイスの前に同じような超大型機動兵器が姿を現す。


 「あれは……今までと雰囲気が異なりますね」

 「ああ、気を引き締めていくぞ」


 超大型人型機動兵器の中でも、一際大きく格の高そうな機体が、グランレイスに向かって通話をしてきた。


 「……私は統合防衛艦隊『獲夷智(えいち)』の『師機・緋櫓(しき・ひろ)』である。侵略者共よ、私はこの惑星を守護する者の大将として、全力を持って貴様らを排除するッ!」


 師機・緋櫓の堂々たる佇まいから

彼が相当の手練れであることが予想された。


 「……どうします? ブリスリヒテ」

 「決まっているだろう! 撃破だッ!」


 惑星の守護者対、地球の守護者。……決して避けては通れぬ戦いの幕が上がる!

EPISODE9 恐怖! 師機・緋櫓「師機・緋櫓のウェルテクスキャノンでグランレイスは中破。だが人類のために退くわけにはいかない」

 師機・緋櫓とグランレイスの戦いはまさに死闘と呼ぶのに相応しかった。


 かたや反応弾で全てを焼き払おうとし、かたや荷電粒子砲で相手を薙ぎ払おうとする。

 技術の差はあれど、実力はほぼ互角だった。……しかし。


 「――死ねッ! 侵略者よッ!」


 師機・緋櫓が放った『ウェルテクスキャノン』はグランレイスの胸部に被弾! グランレイスは中破してしまう!


 「ぐあああああーーッ!!」

 「ぐっ!?」


 コックピットにけたたましいアラートが鳴り響きグランレイスは大きく体勢を崩す。

 けれどブリスリヒテとホルベルグはすぐにコントロールを取り戻し、グランレイスの体勢を整えた。

 そして師機・緋櫓に向けて聖杖をかざし、必殺の『ミョルニルソード』を放つ!

 だが、師機・緋櫓はこれをウェルテクスキャノンで相殺させた。


 戦いが長引くにつれ、先程受けたダメージが徐々にグランレイスを不利に追い込んでいく。それでもブリスリヒテとホルベルグは諦めなかった。


 (オレたちがやられるということは、人類の未来を担う新天地を失うということだ……それだけは絶対に許されないッ!)


 ブリスリヒテとホルベルグは最後まで戦い抜く決意を固めた。

 その時……グランレイスが不気味な蠢動を始めた。

EPISODE10 逆襲のグランレイス「師機・緋櫓の猛攻によりグランレイスは暴走。まるで自我を持ったかのように、エネミーを葬る!」

 絶体絶命の中、グランレイスは不気味な蠢動を続けた。


 「み、見てくださいッ! ネメシスゲージがッ!」


 ネメシスゲージは見る見る上昇していく。


 「ヤ、ヤバイッ! また暴走するつもりかッ!?」


 コックピットの2柱の焦りなど、露とも気付かぬ師機・緋櫓は止めの一撃である最大出力のウェルテクスキャノンを放とうとした!


 ……師機・緋櫓は知る由もなかった。ウェルテクスキャノンが、かつてティアマットを葬ったティフォンのコズミックノヴァに酷似していたということを。

 グランレイスの中で、かつてない恐怖と怒りが渦巻いていたことを!


 「オオオオオオオォォォォーーンッ!!」


 グランレイスは咆哮した!


 「グランレイス制御不能ッ! ……暴走ですッ!」


 暴走したグランレイスはそのまま師機・緋櫓に突っ込むと、身体中から未知の光を解き放った!


 この恐るべき光、『ミョルニルガン』は周囲の物質と対消滅を起こし、それによって生じた莫大なエネルギーの嵐によって全てを破壊していった。

 それは師機・緋櫓も同じだ。


 「ぐわああああッ!? お、おのれ……このまま、ただでは死なぬッ! 獲夷智に栄光あれーーッ!」


 機体が大破して再起不能の傷を負った師機・緋櫓は最期の力を振り絞り、グランレイスへ向かって特攻を仕掛けた!

EPISODE11 大宇宙の凱歌「暴走したグランレイスは惑星全てを破壊。やむを得ず最古たちは新たな安住の星を求め、再び旅を続ける」

 狂気にも似た勢いでグランレイスに特攻してくる師機・緋櫓!

 その姿を見たグランレイスは再びエネルギー出力を上げる。


 「止めろ! 落ち着け! グランレイス!」


 しかし、怒りと恐怖に支配されたグランレイスはブリスリヒテたちの指示を聞かない。


 「オオオオオオオオーーーーッ!!」


 破壊の雄叫びを上げると、グランレイスは最大出力のミョルニルガンを放ち、師機・緋櫓を葬った!


 ……だが滅びのミョルニルガンは、師機・緋櫓だけではなく、彼の背後まで貫き、この惑星の核をも破壊してしまったのだ。


 惑星が丸ごと対消滅を起こし、凄まじいエネルギーの奔流が起こり、グランレイスの中にいたブリスリヒテとホルベルグも意識を失ってしまった……。


 ……意識を取り戻したブリスリヒテとホルベルグは自分たちが宇宙の闇の中を漂っていることに気が付いた。


 「なんてことだ……全てが塵になってしまったのか」

 「オレたちは惑星を……そして無数の命を葬ってしまった!」


 ブリスリヒテとホルベルグは、自分たちが犯した罪の重さに嘆き、苦悩した。


 「……それでも、いえ多くの命を犠牲にしたからこそ私たちはここで止まるわけにはいかないでしょう?」

 「ああ……そうだな。この身は人類の未来を背負っているのだから」


 ブリスリヒテとホルベルグは新たに決意を固めた。『必ず人類の新天地を探し出す』と……。


 グランレイス。それは人工の神により作られし伝説巨神。神々を運ぶ宙の鳥船。


 人類の希望と未来を乗せて、今日も広大な宇宙の海をグランレイスは征く。

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チュウニズム大戦

レーベル難易度スコア
スキル名/効果/備考
■メタヴMASTER0 / 420 / 840
レーベルブレイク(●◆♣ミス)
次のプレイヤーの●、◆、♣の
COMBO/CHAINは、MISSとなる。
>備考:●リレイ/◆ジェネ/♣イロド

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■ 楽曲
┗ 全曲一覧(1 / 2) / 追加順 / 定数順 / Lv順
WORLD'S END
■ キャラクター
無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL / PARADISE
NEW / SUN
マップボーナス・限界突破
■ スキル
スキル比較
■ 称号・マップ
称号 / ネームプレート
マップ一覧
コメント (グランレイス)
  • 総コメント数83
  • 最終投稿日時 2022/05/11 13:13
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